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楽天モバイルを海外で使ってみた感想!メリット&デメリットを紹介

aiki1017
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海外旅行に行く時、こんな疑問や不安を抱えたことはないでしょうか?

  • 日本で契約しているSIMをそのまま使いたいけど、どの会社がおすすめ?
  • 実際に海外に行ってみて本当に使えるかどうか不安…
Taku
Taku

私も実際に海外で使ってみるまでは、本当に日本のSIMで通信ができるのかどうか不安でした。

私はWebライターとして1年半ほどカンボジアに住んでいますが、その間ずっと楽天モバイルと契約し続けてきました。

この記事では、私が楽天モバイルを使い続けている理由や実際の使用感、メリット&デメリットなどを解説していきたいと思います!

楽天モバイルを実際にカンボジアで使った感想

では実際にカンボジアで楽天モバイルを使ってみた感想をお伝えしていきたいと思います。

4つの項目に分けて、それぞれ解説していきます。

プラン

まず、楽天モバイルを海外で使う際のプランについてご紹介します。

海外でも「Rakuten最強プラン」という楽天モバイル唯一のプランをそのまま使用可能です。

海外の空港に到着して機内モードを解除するとすぐにSMSが届き、データ通信が可能になった旨が知らされます。

Taku
Taku

海外で使う際にもプラン変更は不要というのは嬉しいですね!

しかし海外で使用する場合には、日本国内で使用する場合とは条件が少し異なります。

日本国内では定額で高速通信が無制限に利用できるのに対し、海外では高速通信が利用できるのは月に2GBまでです。

料金

基本的な料金設定は日本にいる時と同じものになります。

〜3GBまで980円(税込1,078円)
〜20GBまで1,980円(税込2,178円)
〜無制限2,980円(税込3,278円)

海外で利用できる高速通信は2GBまでですので、仮にそれを使い切ったとしても「〜3GBまで」の最安料金しかかかりません。

ちなみに2GBを超過後は低速通信に切り替わりますが、その低速通信の利用分も利用データ量として加算されていきます。

仮に利用データ量の合計が3GBを超過すると、次の料金設定である1,980円になるということですね。

では、私が実際に支払っている料金のスクショを載せておきます。

私は普段2GBの範囲内でしか使っていませんので、最低料金しか支払っていません。

これはギガを使っても使わなくてもかかってきてしまいますので、どうせなら使える分だけはフル活用しようと思って使っています。

ちなみに高速通信の2GBを使い切ってしまった場合は、追加でギガを購入することも可能です。

追加購入の場合は、1GBあたり500円で購入することができます。

しかしギガを追加購入するのは料金が割高になってしまうのであまりおすすめしません。

この点は「楽天モバイルを使うデメリットは?」の項目で詳しく解説します。

データ通信速度

実際に計測したスピードテストの結果を載せておきます。

ちなみにプノンペンでは、現地の「cellcard」という会社の電波を掴んでいました。

カンボジアには cellcardSmartmetfoneという3つの通信会社があり、それぞれに一長一短がある感じです。

私は個人的にSmartとも契約しているため、参考までにSmartの計測結果も載せておきます。

計測の条件は以下の通りです。

楽天モバイル(cellcard)
  • 場所:カンボジア/プノンペン
  • 時間:午後3時頃と午後7時頃の2回計測
  • 機種:iPhone 13 Pro Max
Smart
  • 場所:上と同じ
  • 時間:上と同じ
  • 機種:iPhone XR

楽天モバイル(cellcard)の計測結果

現地SIM(Smart)の計測結果

日本のキャリアほどのスピードではありませんが、そこはカンボジアですので致し方ありません。

Taku
Taku

むしろカンボジアではかなり健闘している方だと思います😅

日本で使うときのような快適さは得られませんが、ここが発展途上国であることを踏まえると必要十分なスピードです。

むしろ仮に現地のSIM会社と契約してもこれ以上のスピードは望めませんので…。

私は1年半ほどこちらで暮らしていますので慣れもあるかもしれませんが、実際に使っていて大きな不満を感じることはほとんどありません。

電波の繋がり具合

楽天モバイルの電波のつかみ具合はと言いますと、プノンペンでの繋がりは良好です。

空港からプノンペンの外れにある自宅までGrabを利用して帰った際、楽天モバイルの通信を利用して移動したのですが、途中で通信が途切れることもなく安定していました。

またプノンペンだけでなく、地方でも活用できた実体験があります。

特に感動したのはベトナムに陸路で移動した時のことです!

カンボジアとベトナムの国境はバベット(カンボジア側)という田舎にあります。

特に国境検問所はカンボジアとベトナムどちらともいえない中途半端な位置になるため、カンボジアで契約しているSmartの電波は入らなくなってしまいました。

しかし楽天モバイルはカンボジア側ではカンボジアの電波をベトナム側ではベトナムの電波を掴んでくれたため、国境検問所内でも途絶えることなく通信環境を手に入れることができたのです!

出入国の際に必要書類を記入するときや、審査官とのやりとりが生じたときにGoogle翻訳を瞬時に活用できるというのは、精神衛生上とても良い環境でした。

楽天モバイルを海外で使うメリットは?

実際に海外で楽天モバイルを長期間使用し、見えてきたメリットを紹介していきたいと思います。

3つのメリットを発見することができました。まとめるとこんな感じです。

  • 滞在期間に関わらず利用できる
  • 無料で電話をかけられる
  • トランジットする国でも通信手段が手に入る

一つ一つ解説していきます。

滞在期間に関わらず利用できる

まず私にとって大きなメリットの一つは、海外への滞在期間に関わらず利用できるという点です。

私が海外で使うSIMを探していたとき、楽天モバイルの対抗馬として有力だったのがahamoになります。

ahamoには海外でも20GBまで使用できるという強みがありました。

しかしahamoにも制限があり、高速通信ができるのは出国してから14日間までです。

14日間が経過後は、一度日本に帰って日本の電波を再度つかむまでは強制的に低速通信になってしまいます。

ですから私のように海外に長期滞在する人には向きません。

一方で楽天モバイルの場合は、滞在期間に関わらず毎月2GBまでならいつでも利用可能です。

この2つの特徴を天秤にかけた結果、私は楽天モバイルを選択することにしました。

1年の大半をカンボジアで過ごしている私にとって、このシステムは大きなメリットです。

無料で電話をかけられる

2つ目のメリットは、Rakuten Linkアプリを使うことで日本の番号にかける電話が無料になるという点です。

LINEなどが普及している今、あえて電話をかけるケースは多くはありません。

しかし、全く電話が必要ないわけではありません。

例えば、私は海外で病院にかかる際にクレジットカードの保険を利用しています。

病院に行く前に保険会社に電話をして、キャッシュレス決済の利用を申請する必要があるのですが、その際にRakuten Linkを活用しています。

日本の電話番号にかける」という条件を満たしているので、この通話にかかる料金は無料です!

Taku
Taku

保険会社からは出国日や症状など、意外と細かく聞かれます。
時間にすると10分くらいはかかるので、無料なのは助かります!

トランジットする国でも通信手段が手に入る

3つ目のメリットは、トランジットする国でも通信手段が手に入るという点です。

前述の「陸路でベトナムに移動した時」のエピソードと同様、国に縛られずに通信手段が手に入るというのはありがたく感じます。

特にカンボジアは今のところ日本との直通便がありませんので、必ずどこかの国を経由して入国しなければなりません。

そして国によっては空港のWi-Fiに接続できないような状況も生じます。

実際に楽天モバイルのありがたみを体験したのは、中国の広州白雲空港を利用したときのことでした。

広州白雲空港には無料のWi-Fiがあり、接続するためのIDとパスワードを発行する機会が至る所に設置されています。

そこでパスポートを読み取らせてID等を発行するのですが、発行された番号を入力しても一向に繋がりませんでした。

私だけでなく欧米の方たちも一緒になって試行錯誤していましたが、やはりダメ…。

偏見は良くないですが、、、場所が場所ということもあり何度もパスポートを読み取らせることにも怖さがあったため、それ以上はトライせずにおとなしく楽天モバイルの電波を活用しました。

こういった不測の事態に直面したときに「代わりの手段がある」と思えるだけでも精神安定剤になります。

なお楽天モバイルで海外データローミングを活用できるのは以下の国々です。

アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アラブ首長国連邦、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、ウクライナ、エジプト、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カタール、カナダ、カンボジア、韓国、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クウェート、クロアチア、サイパン、サウジアラビア、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ヨルダン、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア(2024年4月19日時点)

https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/global/overseas/#note1

楽天モバイルを海外で使うデメリットは?

次に、楽天モバイルを実際に使う中で見えてきたデメリットについてもご紹介します。

デメリットも3つあります。まとめるとこんな感じです。

  • メインのSIMとして使うのは厳しい
  • ギガを追加購入すると割高になる
  • 電波のつかみ具合は地元の通信会社の頑張り次第

一つ一つ解説していきます。

メインのSIMとして使うのは厳しい

デメリットの1つ目は、メインのSIMとして使うのは厳しいという点です。

というのも、高速通信の容量が2GBしかありません。

それなりに頻繁にスマホを使う人にとって、2GBでは全然足りませんよね。

ですから海外でメインのSIMとして腰を据えて使う用途には向きません。

一方で、次のような状況に限るなら楽天モバイルが力を発揮すると思います。

  • 短期の海外旅行
  • 地元のSIMをメインで、楽天モバイルをサブ回線として活用

実際に私はこのスタイルで楽天モバイルを活用中です。

  • 普段はカンボジアの地元のSIMをメインで使い、そのSIMの電波が弱い時に補う形で楽天モバイルを活用
  • ベトナムなどの近隣国に短期滞在する際、楽天モバイルだけでデータ通信を行い地元のSIMは買わずにやり過ごす

こうしたスタイルには楽天モバイルが最適解だと感じています。

Taku
Taku

裏技として「月末から月初めにかけて旅行を計画する」ことで、合計で4GBの高速通信が利用できるようになりますよ!

ギガを追加購入すると割高になる

2つ目のデメリットは、ギガを追加購入すると割高になるという点です。

ギガの追加購入は1GBあたり500円で固定されています。

ギガを一度に大量に購入したとしても、割引などは適用されません。

例えば、1ヶ月に20GB使うと仮定してahamoと比較すると次のようになります。

料 金利 用 可 能 期 間
楽天モバイル11,178円(基本料+ギガ追加)期間の縛りなし
ahamo2,970円出国から14日間まで

こうして比較してみますと、一度に大量のギガを使いたい場合はahamoの方が断然おすすめですね。

ただしahamoの場合は1度の出国で利用できるのは14日間までという制限があるため、私のように長期間海外に滞在する人には向きません。

一方で現地のSIMと楽天モバイルの両刀で活用している私の場合は、合計で月に1,700円ほどです。

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Taku
Taku

現地のSIMで32GB/月、楽天モバイルで2GB/月、高速通信を利用できます。そこそこヘビーに使っても十分ですね!

海外に長期滞在する人にとっては、現地SIM+楽天モバイルの組み合わせが最適解です。

電波のつかみ具合は地元の通信会社の頑張り次第

3つ目のデメリットは、海外でどれだけ電波を掴めるかは地元の通信会社の頑張り次第であるという点です。

楽天が海外に基地局を増設するわけではなく、あくまでも楽天は地元の会社の通信ネットワークを利用しているわけですから致し方ないのですが…。

ネットワークの改善具合が地元の会社に依存するということは、日本にいるときよりも長い間待たされる可能性があるということです。

特に発展途上国の場合、日本ほどの迅速な対応は見込めませんので長い目で見る必要があります。

しかしこれは楽天モバイルだけの問題ではなく、海外ローミングを利用する際の宿命です。

さらに言えば現地SIMを契約する際にも同じことが言えます。

Taku
Taku

こればかりはその国のスタンダードに慣れるしかありませんね。

楽天モバイルを海外で使うための設定方法は?

楽天モバイルで海外ローミングを利用するための設定方法をご紹介していきたいと思います。

アプリから「海外ローミング」をONに

基本的に設定の変更などは必要ありませんが、事前にRakuten Mobileアプリから「海外ローミング」の設定を確認しておきましょう。

手順を解説しますね。

①Rakuten Mobileアプリを開き、右上の「3本線」をタップ

②「契約プラン」をタップ

③「海外ローミング」をONにする

写真のようになっていればOKです!

この状態で海外に到着すると、即座にRakutenからSMSが届きデータ通信が可能になります。

ギガの追加購入方法

楽天モバイルでの、ギガの追加購入方法もご紹介しておきます。

予想以上にギガの消費が激しく、途中で足りなくなってしまったときなどに活用してください。

①Rakuten Mobileアプリで「データチャージ」をタップ

②追加購入するギガを選択し「購入する」をタップ

以上の2ステップでギガの追加購入が可能です!

まとめ 長期滞在者には楽天モバイルがおすすめ!

実際に1年半ほどカンボジアで楽天モバイルを使ってみた私の、正直な感想をまとめました。

メリットとデメリットを改めてお伝えするとこうなります。

  • 滞在期間に関わらず利用できる
  • 無料で電話をかけられる
  • トランジットする国でも通信手段が手に入る
  • メインのSIMとして使うのは厳しい
  • ギガを追加購入すると割高になる
  • 電波のつかみ具合は地元の通信会社の頑張り次第

以上の結果から、次の条件に当てはまる方には楽天モバイルがおすすめです!

  • 数日程度の短期旅行が多い方
  • 海外に長期滞在をする方
  • サブ回線を探している方

今のところ私がカンボジアでたどり着いた最適解は、メインに現地のSIM+サブとして楽天モバイルという組み合わせでした。

この組み合わせなら約1,700円で合計34GBの高速通信が利用できるので、ahamo単体よりもコスパがいいです。

これらの情報が、皆さんの快適な旅の参考になれば幸いです!

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ABOUT ME
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ブロガー/ライター
英語力0・スキル0・貯金0の状態から一念発起し、海外移住を決意。

ノマドワーカーとして一年の大半を海外で過ごす。ブロガー兼ライター。

寒さと花粉から逃れ、現在はカンボジア在住。
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