リクルートカードの海外旅行保険を使ってみた!連絡先は?注意点は?
海外で病院にかかる時、その費用を負担してくれる海外旅行保険。
キャッシュレス診療にも対応していることから、リクルートカードを活用しているという旅行者の方は多いかもしれません。
しかしいざ海外でリクルートカードの海外旅行保険を使おうと思った時、こんな悩みを抱えたことはないでしょうか?
- 連絡先の電話番号は?
- 電話したときに何を聞かれるの?
- 注意すべき点はあるの?
実際に利用する前の私が、まさにこの状態でした。
この記事では実際の私の体験を元に、リクルートカードを使って海外でキャッシュレス診療を受ける方法を解説していきたいと思います。
なお私はクレジットカードの海外旅行保険に頼りながら、1年の大半をカンボジアで過ごす生活を2年ほど続けている人です。
そんな私についての詳細は、プロフィールかX(Twitter)をご覧ください。
リクルートカードの海外旅行保険★連絡先は?
リクルートカードの海外旅行保険を利用してキャッシュレス診療を受ける際、まず悩んだのがどこに電話すればいいのか連絡先が分からないという問題でした。
結論から言いますと、キャッシュレス診療を受けたい場合は以下の番号にかけてください!
これは、私がかなり苦労をしてようやくたどり着いた電話番号です。
幾つかの電話番号を渡り歩き、3つ目の番号でようやくサービスセンターにたどり着くことができました。
誰かの参考になるかも分かりませんので、オペレーターの方とのやり取りも含めてご紹介しておきますね。
最初はネットで調べて「ここかな?」と思うところに電話してみたんですが、そこは盗難や紛失があったときの専用ダイヤルだったようです。
オペレーターの方にこう案内していただきました。
海外旅行保険のキャッシュレス診療を受けたいのですが…
こちらではキャッシュレス診療のご案内はできかねますので、カード裏面に記載してございます「東京03」から始まる番号へお掛けください。
そう案内していただいて「ここに書いてあったのか!灯台下暗し…」なんて思いながらその番号に電話をしてみました。
そして改めてオペレーターの方とやり取りをしますが、なんだか話が通じません。
海外旅行保険のキャッシュレス診療を受けたいのですが…
海外でかかった医療費の請求は別番号でのご案内になります。電話番号は0120〇〇△△です。フリーダイヤルの番号しかないため、ご帰国後にお電話いただく形になるかと思います。
ここで心が折れかけましたが、リクルートカードでキャッシュレス診療ができるということを知っていた私は、もう一歩だけ踏み込んで聞いてみることにしました。
キャッシュレス診療を受ける際も、フリーダイヤルの電話番号に電話をする必要があるということでよろしいでしょうか?
申し訳ありません。キャッシュレス診療というものが私もよく分かっていないのですが、普段はどのようにお使いでしょうか?こちらで手配する形でしょうか?
はい!いつもは事前に保険会社さんが手配してくださって、病院に行ってからの支払いが発生しないようになっています!
そうしましたら、また別の番号に再度お電話していただいてよろしいでしょうか?電話番号は〇〇××です。こちらの番号は海外からでもお掛けいただけます。
あきらめずに一歩踏み込んだ質問をしたことが功を奏し、道が切り開かれました!
結局のところ2番目の電話番号も、キャッシュレス診療に対応したサービスデスクのものではなかったようです。
こうしてついにたどり着いたのが、先ほどの電話番号になります。
リクルートカードの海外旅行保険でキャッシュレス診療を受けたい方は、ぜひこちらの番号にかけてください!
リクルートカードの海外旅行保険★何を聞かれる?
次に、リクルートカードの海外旅行保険でキャッシュレス診療を申し込む際オペレーターにどんなことを聞かれるのか?という点を見ていきましょう。
他の保険会社を利用したときにも同じ内容の質問をされましたので、リクルートカードに限らず他のカードの保険を利用する際にも活用できると思います。
オペレーターに次の点を質問されますので、答えられるように準備しておきましょう。
- クレジットカードのカード番号
- 名前
- 生年月日
- 現在滞在している国
- 現地で受信できる電話番号
- 日本を出国した日付
- 帰国予定日(未確定でも可)
- カードを利用した日付、項目、金額
- 病院を受診する理由(症状)
- 受診希望の病院の名前
- 受診希望の日時
緑の下線が引いてある項目は、事前の準備やリサーチが必要と思われる項目です。
特にとは事前に調べておいた方が良いでしょう。
リクルートカードの海外旅行保険は利用付帯となりますので、事前にカードを利用していることが前提となります。
それでカードを利用した日付、項目(タクシー代、電車代、航空券代等々)、金額を聞かれますので事前にリサーチしておきましょう。
いきなり聞かれても焦って思い出せなかったり、調べるにも時間がかかってしまうので事前の準備がおすすめです!
またキャッシュレス診療に対応した地元の病院を事前にリサーチしておくこともおすすめします。
その場でオペレーターに聞くこともできますが、自分の症状に合った病院にかかるためにもある程度事前に調べておくと良いでしょう。
もし病院に予約が必要な場合は、保険会社に電話をする前に病院の予約を先に済ませておいた方がスムーズです。
リクルートカードの海外旅行保険★注意点は?
次に、リクルートカードの海外旅行保険でキャッシュレス診療を受診する際の注意点をお伝えしておきたいと思います。
3つの点に注意してください。
- 病院に行けるまでに1-2時間かかる
- カードを利用した時の情報は正確に伝える
- 国際電話になるので料金に注意
一つ一つ詳しく解説していきます。
病院に行けるまでに1-2時間かかる
最初の注意点は、電話をしてから実際に病院に行けるようになるまでには1-2時間かかるという点です。
これは保険会社がカード会社に利用明細の確認を取るための時間+キャッシュレス診療の手続きをする時間になります。
ですから先ほどの手順で電話をした後、すぐに病院に駆け込めるわけではないということです。
最短でも1-2時間のラグが生じてしまいますので注意しましょう。
それで事前に病院の予約をしておく場合には、時間に余裕を持って予約しておくことをおすすめします。
保険会社側でこれらの手続きが終了すると、伝えておいた電話番号に電話がかかってきてキャッシュレス診療が利用可能になった旨が知らされます。
カードを利用した時の情報は正確に伝える
2つ目の注意点は、カードを利用した時の情報は正確に伝えるという点です。
カードを利用した日付や項目を間違えて伝えてしまうと、保険会社はカード会社に問い合わせても照合が取れなくなってしまいます。
「カードが実際に利用された」という照合が取れるまではキャッシュレス診療の手続きを進めることができないので、結果として病院に行けるまでの時間がどんどん伸びていってしまうのです。
ですから最初の注意点とも関連して、カードを利用した時の情報は正確に伝えるようにしましょう。
実はこれは私の実体験に基づく注意点です。私はカードを利用した日付を1日間違えて伝えていただけで、かなり苦労しました…。
確実なのは、カードの利用明細を事前に確認してそこに書かれている情報をそのまま伝えるという方法です。
私はこのひと手間を惜しんだために、保険会社との度重なるやり取りで半日を潰してしまいました…。
最終的に保険会社の方に勧められてカードの利用明細を確認し、その情報を伝えたところスムーズにことが進みました。
国際電話になるので料金に注意
3つ目は、保険会社に電話をかける時は国際電話になるため料金に注意が必要という点です。
基本的に海外から日本のフリーダイヤルに電話をかけることはできません。
それで最初は否応なく国際電話をかけることになりますので、料金に注意してください。
最初にこちらから「この番号にかけ直してください」とお願いすることで保険会社の方から掛け直してくれますので、こちらからお願いしてみましょう!
優しいオペレーターの方に当たると、向こうから「掛け直しましょうか?」と聞いてくださったこともありました。
こちらからお願いするとしても全然恥ずかしいことではないので気にしなくて大丈夫です!図々しいくらいの気持ちで行きましょう!
ちなみに私は楽天モバイルと契約しているため、これらの電話も無料でかけることができています。
国際電話も無料でかけられる楽天モバイルについては、下記の記事で解説しています。
リクルートカードの海外旅行保険★まとめ
この記事では、リクルートカードの海外旅行保険を利用してキャッシュレス診療を受ける方法をお知らせしました。
まとめると次のようになります。
一度やってしまえば決して難しくはありませんので、ぜひチャレンジしてみてください!
これらの情報が、私と同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
どうぞ快適なトリップをお楽しみください。